オリジナル自宅葬儀社

メニュー

お釈迦様は生まれた時に「天上天下 唯我独尊」と言われたそうですが、「世界の中で、自分が一番偉い」という内容を言ったのですか?

Q&A

質問:お釈迦様が生まれた時に

天上天下 唯我独尊」と仰ったそうですが、

漢字から想像すると「世界の中で、自分が一番偉い」ってことですか?

 

A:内容は大きく違います。詳細を調べましたのでご覧ください。

 

この発言の全容は

天上天下 唯我独尊 三界階苦 吾当安此

(てんじょうてんげ ゆいがどくそん さんがいかいく ごとうあんし)」

ということをご存知でしょうか?

 

まずお釈迦様はこの発言をされるとき、

右手で天を、左手で地面を指したそうです。

そうなると「天上天下」とは「天も地も」と捉えがちですが、

これは「この世にあるすべて」を指します。それは大宇宙をも含みます。

 

唯我独尊」ですが、

この「」という言葉が誤解を招いているようです。

これは「お釈迦様本人」とか「自分」というよりは「我々」という解釈の方が良いようです。

ここで「唯我」とは、

“この世に無数にいる生物の中で、奇跡的な確率で人間として生まれてきた我々”

という意味です。

そして「独尊」は“尊い一つの目的”という意味です。

 

天上天下 唯我独尊」を繋げて解釈すると、

「すべての世の中で奇跡的に人としてうまれてきた我々には一つの尊い目的がある」

という内容になります。

 

それが何であるかが「三界階苦 吾当安此」に繋がっていきます。

まず「三界」ですが、

仏教の世界ではこの世は三つに分類されています。

・欲界…食欲や淫欲、睡眠欲など本能的な欲のある世界。

・色界…欲望を離れた清浄な物質の世界。

・無色界…哲学や思想など、欲望を離れた清浄な心や考え方の世界。

 

この三つの世界にはすべて様々な悩みや苦しみ、迷いがあると言われています。

たとえ色界や無色界といった“清浄”な世界であっても、

そこに“人生とは何か”といった答えは明らかにされていません。

そうしたものを追い求めていく中で出会う悩みや苦しみもあります。

三界階苦」とは

“すべての世界には悩みや苦しみがある”ということを意味しています。

 

精神分析学の創始者であるフロイトも、

「これまでに何度となく、

『人生の目的は何か』という問いが考えられてきたが、

まだ満足できる回答を示した人はいない」と述べているように、

人生は永遠に苦しみや悩みの中にいるのかもしれません。

 

そして「吾当安此」ですが、

「吾、まさに此れを安んずべし」となります。

即ち、「皆さんが幸福になるように、私が解脱し、説いていきましょう」ということです。

この説かれる内容は“仏教“ということですね。

 

天上天下 唯我独尊 三界階苦 吾当安此」とは

「この世の中に人として生まれてきた我々にはたった一つの尊い目的があります。

この世には様々な苦しみがありますが、その中でも幸せを感じることです。私がそれを説いていきましょう。」

ということになります。

お釈迦様の説かれた内容こそ“仏教”ということですね。

 

言葉の意味を故人的な漢字のイメージで意味を組み立てると、

全く違う内容になってしまいます。

よく調べ正しい認識をすることが大事ですね。

携帯からも24時間受付中 052・919・3555 資料請求・無料相談