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質問:“時宗”ってなんですか?

Q&A

質問:“時宗”ってなんですか?

A:元々浄土宗の宗派です。

 

時宗の開祖は一遍です。

浄土宗は開祖法然上人が亡くなられた後、長老の信空が後継者となりました。

その後6人の弟子たちが浄土宗の教えを追究していきました。

その中で西山義(「南無阿弥陀仏」と唱え阿弥陀仏の信仰によってのみ救われるとする考え)を説いた証空の

さらに弟子である聖達の下で一遍は学びました。

じつは一遍自体は「開祖になろう」とか「新しい宗派を開こう」という考えはなかったようで、

「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えること、西山浄土宗の教えをただひたすら信仰していました。

一遍が亡くなられた後に一遍を中心とするこの信仰は一旦消滅しかかりますが、

他阿が再び統制を図り宗派となりました。

 

さて「時宗」という名前ですが、

「日常がいつも“人の命が尽きようとする時”と捉えて常に念仏を唱え続ける」という考えから『時宗』と呼ばれる

という説もありますが、

中国浄土教の僧である善導が念仏を絶やさないよう時間で交代して念仏をあげ続けている弟子たちを『時衆』と呼んでいたこと

が起源であるとする説もあります。

時宗総本山である清浄光寺(通称:遊行寺)

 

余談ですが、「時宗」の寺院は、その寺院同士の距離が、

「人が一日行脚すると到着できる距離」を間隔としてあけているそうです。

時間があるときに行脚されてはいかがでしょうか。

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